ヤマイダレの自己再生日記

社会不適合者なアラサー主婦が少しずつ頑張るブログにしたいです

自立ルール

 夫に嫌気がさし、そしていかに自分が彼に依存していたか痛感しました。

現在、こんな感じで生活しています。

 

・休日の買い出しは一切頼まない。

・夫が何時間ゲームをしようが寝ていようが一切の干渉をしない。

(うるさい場合のみ注意する)

・夫に家事を手伝えと頼まない、文句も言わない。

・水曜・日曜は食事を作らない。

・食事を一緒に摂らない。

・スキンシップはしない。 されても拒絶する。

・できるだけ時間を共有しないようにする。

 

 

~理想~

・お金がかからない気軽な趣味を持つ。

・お金がかからない程度に外見に気を遣う。(手荒れとか爪とか)

SNS上の関係でもいいから、知人を作る

 

 

 日曜祝日しか休みがない夫との唯一のコミュニケーションって、食事なんですよね。

毎週の様に鍋をしてたけど、食事を別々に摂るとなると会話も一気に減る。

 

だって仕方がない。 私が何度怒っても食事の時にイヤホンして動画見ながらご飯食べる事をやめなかったし、休日になに食べたい?って聞いても「なんでもいい 任せる」しか言わないもの。

 

 

 先週、「スーパーまで車出すよ」と言われ、断ったら

「オイオイオイ~ その拒絶は無意味っしょ~www」と馬鹿にされたので、

長期戦上等モードです。

 

仮にも相手を怒らせてるってわかってるのに、そういう態度よくないと思うの。

 

 

 今日はドラッグストアとアパートから離れたスーパーに散歩がてら行きました。

昼前まで寝ていた夫は妻の変化に多少戸惑って「車出すよ 一緒に買い物に行こう」とゲームをしながら言ってくれましたが無視しました。 お前はまずゲームの電源を落としてから言え。

 

 

 

 

道を間違えたいわけではない。

 浮気や不倫をする女ってだらしない。 頭と下半身の緩い証拠だ。

 

 

 そう思っていた時期が私にもありました。

でも今は、不倫モノの漫画や小説が面白くて仕方がないのです。

 

 

しかし、最近、漫画にしろドラマにしろ不倫モノが多くないですか?

セックスレスとか一昔前じゃタブー扱いだったジャンルもバンバンあるし。

 

東村アキコの「偽装不倫」なんてもう「不倫したわよ、それが何か?」って開き直ってるし。(私は主人公と姉が嫌い)

不倫モノに思わず感情移入してしまったり面白いと思ってしまうのは、私自身が満たされてないからなんでしょうね。 中年になってよくわかる。

 

 

 最近、島本理生の「Red」を読んで、主人公に感情移入しっぱなし。

心の中で首がちぎれるほど頷いて、モラハラ夫を心の中で口汚く罵りまくり。

主人公が不倫の道に走るものなら「いけー!やっちまえ!!」って応援して。

 

気が付いたら「こんな男じゃ不倫されて当然」って思った。

不倫はいけない事なのに。

 

 

 今働いてるパート先は、職場全体の年齢層が低く、私くらいの営業マンが多いんですね。

今までパートのオバサンやくたびれたオジサンと底辺労働しかしてこなかった私は、スーツ着た営業マンって生き物に遭遇した事がなくて、同年代のリーマンと同じ空間にいるだけでキョドリまくり。

スーツ着てるだけでオシャレに、素敵に、誠実に、有能に見えるんだよなぁ、不思議。

 

 

 で、素敵な営業さんが一人いて、職場の中心人物なんですけど、

アラフォーと思えぬ若々しい顔立ちで、笑うと幼い感じがするし、なにより足が長くて足を組んだ時なんて思わず足をガン見しちゃうほど足組みが似合うんです。

職場の鼻つまみ者の気難しい狂犬みたいなあの人も彼にだけは心を許してるし、私の先輩も彼に話しかけられた時は声のトーンが違う気がする。

 

 

  彼を初めて見た時、

「ああ、好きだな」

 

って思わず思ってしまう程、個人的にストライクで、たまに彼に話しかけられると(※仕事で)、「ああ、ズルいな」って思っちゃうんですね。

お互い既婚者ですし、そもそも私は、まず彼がどんな人なのかすら知りません。

学生時代はスクールカースト上位の陽キャだって事ならなんとなくわかる。

大して関わり合いないですしお寿司。

(あちらも私の事は「パートのおばちゃん」くらいの認識)

 

 普通、外見や第一印象から入って、だんだん内面を知るうちに好意が芽生えるんでしょうが、そういう内面っていう大事な要素をすっ飛ばして「好き!!!」って思っちゃう異性にちょいと手招きされたら抗えないのかもしれない・・・って思った。

 

 

 現に、その営業さんに「マイちゃんって呼んでいい?」って言われた時は

普段くだけた言葉なんて冗談でも使わない私が「え、う、うん・・・///」って言ってしまった。 しばらく胸がドキドキうるさくて、でもすごく幸せな気分になった。

 

 

幸せな家庭を築いてるアラフォー男の、何気ない一言で。

 

「この人は魔性だ」って思った。 怖いって思った。

同時にこの人の奥さんは苦労多そうな気がした。 本人にその気がなくても女が無限に湧くもの。

 

 

 夫は容姿は私の好みではなく、惚れたはずの内面はまやかしで全然優しくない。

セックスも下手。 ED。 セックスレス。 子供も望めない不安定な仕事・・・。

多分、現実逃避したいんでしょうね。 不倫を経験した世界中の女性たちも、私も。

 

 

 ずーっと外回りに行ってくれないかなー。

 

買取価格とシュレッダー

 先日売った漫画約60冊の買取価格は2,106円でした。

ゲームも合わせて売ったけど、大昔に中古で買ったPS2やDSの大して人気じゃないゲームなので、95%漫画の売り上げと言って間違いないでしょう。

 

 

 今日はシュレッダーを買って、いらない書類をかたっぱしからかけました。

テレワーク中に使った書類。独身の頃の退職関連の書類、過去のパート先のシフト表、・・・。

なんでこんなもの取っておくんだ、と言いたくなるものばかり。

でも、パートのシフト表は資格関連で必要で、辞めた後もクリアファイルに入れて大事に保管していました。 もう必要ないけど。

 多分だけど、あの店に自分が居た証拠みたいなものを残したかったのかもしれない。

あんなクソみたいな店だったのにねー。

 

 

 「(当時は)無くなったら大変(だった)」古紙たちはとっくに役目を終えていたわけで、

シュレッダーにかけられて、本来の姿に戻った感じ?

まぁ、元々書類たちはクリアファイルに入れられてたので、処分してスペースが確保されるわけじゃないんだけどね。

 

 

  そういえば、この家にはまだまだ要らないものがあるな。

パーティドレスなんて6年前の姉の結婚式に着たきりだし、10代の頃に買ったリクルートスーツなんてもう着れないのに何を大事に取っておいたんだろう。

少しずつでも、変わりたい。

 

 

生まれて初めてモノを売った

 夫から自立したい。

 

という事で、とりあえず漫画とゲームを売ることにしました。

私は漫画やゲーム等の嗜好品を売ったりすることに抵抗のある人間だったので、自分の変化というか心変わりに驚いています。

なんというかモノを減らす事で身軽になりたかったのかもしれません。

 

 

 私は運転ができないので、出張買取サービスを利用することにしました。

午前中に段ボールを送ってもらい、夜に引き取りに来てもらう事に。

情けない話、今まで夫の相談もなしに何かに申し込んだり段取りを組んだ事がなく、引き取ってもらうまで非常にハラハラしました。

引き取りと夫の帰宅がほんと数分の差だったー! ヤバかった!

 

(は? 言ってくれれば車で売りに行ったのに)←実際車出してくれなかった

(こういう出張買取って売っても金にならないんだぞ? 馬鹿だなーw)

(ちゃんと調べないからだぞ ほんと馬鹿だなーw)

(は?ゲーム売ったの? いらないなら俺にちょうだいよ!)

 

 

 聞こえる、聞こえる。 夫が言うであろうセリフが。

 

 

  売ったモノは

 

~漫画~

荒川アンダーザブリッジ 全巻

海月姫 最終巻のみナシ

●俺物語! 1~7巻

●よんでますよ、アザゼルさん 1~11巻

●かくかくしかじか 全巻

浅野いにおの短編集 2~3冊

●自律神経を整える本(CD付)

●あとなんか細々した本 数冊

 

~ゲーム~

(DS・3DS)

●くりきん ~ナノアイランドストーリー~

●頑張る私の家計ダイアリー

●がんばれ!ちびロボ

メテオス

ゼルダの伝説(タイトル忘れた)

立体ピクロス2

 

(PS2)

エヴァンゲリオン2

●・hack

ラクガキ王国

信長の野望(タイトル忘れた)

●蚊

ぷよぷよフィーバー

 

(DVD)

●若い頃姉に押し付けられたなんかローカルなアニメ2枚(未開封

 

 

 こんな感じだったかな。

荒川も海月姫アザゼルさんも過去にアニメ化したし、どれも新品で買いそろえたので状態は割と良いです。

ゲームは中古で買ったもののやらなかったものがほとんど。

「くりきん」は初DSソフトで子供向けながら割と面白かったな。 子供向けだけど。

 

漫画がどれもこれも中途半端な巻数なのは結婚して熱が冷めたから。

若い頃の私は途中で飽きても熱が冷めても惰性で買い続けて結末を見届けたのにな。

何がショックって、海月姫の最終巻だけ見つからなかった事。(犯人は姉?)

 

 

 

 

 ネットで調べる限り、どこのサービスも評判が悪くて心配・・・。

私の漫画たちも1冊1円とかになってしまうのでしょうか・・・。

 

 

 後は、売れないだろう古いバージョンのExcelのテキストや古い雑誌、溜まった段ボールは古紙回収に出しました。

私の食玩やフィギュアコレクションは本棚の空いたスペースに収納。

もう眺める事はできなくなりましたが、狭いリビングを占領するより、扉のある本棚にしまわれたほうがフィギュア達も安心かもしれない。

 

 

 夫は、私が自分の荷物を減らした事に気が付いていません。

そりゃそうです。 夫は本棚のある部屋すら行きませんし、本棚を空けないと中身が減った事が気が付きませんから。

しかし、茶の間に置いていた大量の食玩コレクションが無くなっている事には気づいているはずなのにノータッチ。 どうでもいいのかな。

 

 

 ちなみに未だに身分の確認が済んでいません。

自撮りを載せないといけないのに免許証の顔写真を再アップするというバカみたいなミスをしたせいです。

土日挟んだせいで今どうなっているかわかりません。

ちゃんと本人確認の照合できてるかすごい心配。

 

 

 

 

 

 

 

 

30歳の誕生日で自分の価値を知る

 先日誕生日でした。 とうとう三十路です。 

それと同時に夫から卒業しようと思いました。

自分が思っていた以上に大事にされていなかったのです。

 

 

 夫はモラハラ気質ですが、家事や料理に難癖をつけたりする程の「典型的」なモラハラではありません。

真のモラハラをパートナーに持つ人が地雷原の中で生活しているとしたら、私は常に震度2って感じ?  自分でも何を言っているかわかりませんが・・・。

まぁ、ウチの夫よりひどいモラハラ夫なんて星の数ほどいるだろうし、この程度で離婚してたら日本はおしまいなんでしょう。

 

 でも、「浮気、暴力、ギャンブルをしないから自分は良い夫」って思ってる男性世の中に多いと思うんです。 ウチの夫も自分の事を優良物件だと思ってやがる。

 

 

 

 かといって、離婚したくてたまらないわけではありません。

離婚して私が一人で生きていくのは困難ですから。

まず、私には自分の意思や意見がありません。 人間的に問題があるのです。

今まで自分の頭で考えず、夫に頼りっきりで生きてきました。

もしかしたら、夫もそこに嫌気がさしたのかもしれません。

相手だけが一方的に相手に不満を抱いているわけではないと思うのでお互い様かも。

 

 

 

 ただ、少しずつでもいいから強くならないといけないと思いました。

いざという時一人で生きていける力も大事ですが、まずはできる事から。

 

 

 とりあえず身軽になりたくて、私は漫画を売ることにしました。

 

 

 

母にプチ整形を勧められた話

 またまた「毒母ですが、なにか」の感想です。

何故あんなにも恵まれた両親からモンスターなりつ子さん(主人公)が生まれたのでしょうか。

 

 

 私の母は、りつ子(主人公)の様に教育ママでもステージママでもありませんでしたし、母自身学のある人ではなかったので、勉強でうるさく言われる事はありませんでした。(むしろ放任なくらい)

しかし、教育とかには疎いくせに人一倍見栄っ張りな所があったので、母も大きな環境の変化があったら、りつ子までは行かなくともあんな感じになっていたのかもしれません。

 

 まぁ、りつ子さんとは大分ベクトルの違う母ですが、なんでこんなにも心がザワつくのでしょうか・・・。

 

 

 りつ子は娘(星良)を悲願である慶應に入学させた次は、「慶應卒の女子アナ」に仕立て上げようと、過食とリスカでボロボロな娘をプロデュースします。

ダイエットと芸能界デビューは星良の意思でもあったので、母娘の努力の賜物だったと思うのですが、次にりつ子は星良に二重瞼の手術の話を持ち掛けたのです。

 

 

 

 実は、何度か母に二重瞼の手術を勧められたことがあります。

私の瞼は腫れぼったく、目は柿の種のような形で、非常にコンプレックスでした。

この一重瞼は母の遺伝で、父に似た姉の瞳はクリッとした二重瞼。

当時は今ほど性能の良いアイプチもなく、ダイソーで売っている二重瞼シールをハサミで切って形を整えて貼る方法で二重の癖付けをしたものです。

ハサミで形を微調整するのは結構大変。 指で触りすぎて粘着力が落ちてしまったり、連日の私用で瞼がかぶれてしまったり、なかなか二重にならなかった。

 

 

 

 今思えば、私以上に母が二重瞼に執着しているようでした。

母曰く、寝起きの私はたまに二重瞼になってる事があって、「二重瞼の方が可愛い」とやたら母に言われてきました。

 

そして、小学校高学年くらいからでしょうか。「プチ整形」という気軽に二重瞼やらヒアルロン酸やら注入できる時代になってきたのは。

中学生になった頃、母が言うのです。

 

 

「目、二重にしちゃいなよ。 安くできるし。 埋没法って言ってね、切らないで二重にできるんだよ。しかも日帰りよ? 二重の方が可愛いよ。」

 

 

 プチ整形とはいえ整形手術は批判の強いもので、「親からもらった体に~」というお決まりの道徳めいた思想があります。 

特に美を売りにしている芸能人は一般の人間と生まれ持ったモノが違うのだから、「養殖モノ」でなく「天然モノの美」でないといけないような風潮は今も根付いている気がする。

 

でも、私は「母から整形を許可をしたことで娘のコンプレックスを開放させたい」のだと良い方に解釈していました。

 

 

 でも、私は最後まで反対でした。

「整形なんて嫌!」という程の強い拒絶ではなく、なんとなくですが「したくなかったから」。 それに当時父が無職で、私も不登校児という状況でしたし。

 

いくらメスを使わなかろうが、格安で施術できようが怖いものは怖かったから。

夕方のニュースで「日帰りプチ整形!」なんて特集が組まれるのと比例して、「プチ整形失敗」「違法クリニック」「ヤブ医者」なんて恐ろしいニュースも見てきましたから。

 それに、「一重瞼の事でイジメられて苦しい!」という程の経験やコンプレックスじゃなかったから。 もし、好きな人ができた時に「瞼をいじった」と正直に言えるだろうか。

だから最後までやんわりと断り続けました。

 

 

 で、小説に話を戻します。

星良は激怒しました。「なんで病気でもないのに手術しなきゃいけないんだ」

私はこのシーンでハッとしました。 当時の私にわからなかった答えがわかった気がしたのです。

結局星良は根負けし、二重瞼にした事もあってか芸能界で成功しますが、母娘の亀裂は深まるばかりでした。

 

 

 

 小説は面白くて一気に読みました。

この小説の一番皮肉な所は、りつ子は女優顔負けの美女なのに、娘の星良は死んだりつ子の母親に似たところじゃないでしょうか?

りつ子は若干ファザコンな所があり、ハンサムな父親が全てを投げ捨ててまで冴えない容姿の母と駆け落ちした事を小馬鹿にしたような描写がありました。

りつ子の両親はとても立派な人達で、特にお母さんはいろんな人に慕われていましたが、残念ながら律子は似ませんでしたね・・・。

 

 

 

 読み終えた頃、シチュエーションは違えど、りつ子のような暴言を母に浴びせられていた事、先ほどの整形の事を思い出して悲しくて泣いてしまいました。

おかしいなぁ、当時の自分は傷ついていなかったはずなのに。

もしかしたら、自分で気が付いていなかったのでしょうか。

 

 

「恩知らず」「娘の癖に」「アンタの為に~」・・・。

それに、私自身の事に何かと口を挟む人で、母が勝手に決める事も多く、りつ子と母がシンクロしているように感じたのです。

 

 

 今思えば、母が必要以上の二重の憧れを私に植え付けようとしていた気がする。

それに、あんなに安全で簡単と言われた板埋没法で失敗したニュースを一緒に観てたのに、万が一失敗した時のリスクを考えてくれたのだろうか?

母は情弱なので、近場で安いだけでそこに決めちゃいそう、マジで。

 

 

 

 母はよく、山田邦子の話をしました。

山田邦子のお母さんがね、

『邦子ちゃんは目さえ二重だったら美少女なのに・・・二重にしましょう』って言ったらしいのよ。 あの顔ででよ? で、山田邦子の返しも信じられないのよ~

『私はこの切れ長の一重瞼が気に入ってるの!!』 だって。 笑っちゃうよね~」

 

 

 別に母に100%の悪意があったわけではなかったと思います。

でも、少しでも自分の発言が無神経だとは思わなかったのでしょうか?

私も私で、「よくわからないけど、そういう風に言われたら気分が悪い!」と、なぜ激怒しなかったのでしょうか?

 

 

 

 小説の解説に書いてありました。

「毒母と娘の場合、細胞レベルまで融合しているから、切り離すのが難しい」と。

そうかもしれない。 縁を切っても苦しい。

 

 

 

昭和女と平成女

「毒母ですが、なにか」を読んでいます。

 

主人公のりつ子は恨みや復讐心とかでなく、「周囲を見返したい」という上昇志向の持ち主です。

戦後間もない時代に生まれた娘が、女だてらに東大を目指したり、とにかく努力家なのですが、同情すべき点が沢山ある割になぜか応援できません。

 

それに、あたしはりつ子みたいに生きられません。

 

 

 

 りつ子は、女の働き口がお茶くみ程度しかないと嘆いていましたが、平成生まれの私ですら、それが当然だと思っていました。

女の仕事はOLか、せいぜい工場の立ち仕事くらいしかなくて、就職しても2~3年で寿退社して、専業主婦になる。

年頃になれば素敵な恋人ができて、オシャレなディナーの最中にプロポーズされるものだと…。(もしくは東京タワーで)

完全にバブルのトレンディドラマ。

 

 

あたしは社員経験が3年しかなく(しかもクソみたいな時代遅れな会社だった)、事務職なんて名乗れないほどのくだらない仕事しかした事がありませんでした。

女性社員はそういうものだと思っていました。

 

 

 でも、今のパート先の営業さんは、男女関係なく外回りをし契約を取ってきます。

非常に古めかしい思考ですが、女が外回りすることや、車を運転する事にカルチャーショックを受けたのです。

だって、母が言っていたもの。

「車の運転なんて女はできなくていい。車を持っていてどこにでも連れて行ってくれる男を捕まえろ。」って。

あたしは車の運転が大の苦手で、事故を起こしてしまうくらいなら一生運転しない覚悟なので、一生営業職なんてできません。

 

 

 あたしは大正生まれなのでしょうか・・・。