ヤマイダレの自己再生日記

社会不適合者なアラサー主婦が少しずつ頑張るブログにしたいです

イジメたいんじゃない、つるみたくないだけ。

A「イジメられてる人間にも問題がある」

B「どんな理由があろうと、イジメる方が100%悪い!」

 

 Aの台詞があると大抵必ずBの返しがある。特にBはイジメられた経験のある芸能人とか著名人がイジメられている子供たちに送るエールとしてよく聞く言葉な気がする。

 

 しかし、ある時、こんなカキコミを見た、

「Aの台詞の後に必ずBの返しが来るけど、Aだってイジメを肯定してるわけじゃない。話をすげ替えてないか」と。た、確かに…

 

口の軽い奴、相手の恋人を奪う奴、マウントクソ野郎。

この世には付き合いたくない人はたくさんいる。

 

 唐突な自分語りになるが、私は中学生の頃バスケ部に入部した。だが、死ぬ程下手くそで場違いだった。バスケ部は可愛くてスポーツのできる一軍女子で構成されていたのだ。

あの場、あの空気、あのメンバー。私は存在そのものが間違いだった。

 

 いや、私の他にもう一人場違いな奴がいた。

彼女はイネさん。濃い体毛と繋がり眉毛が特徴的な陰キャで、彼女も私同様浮いていた。ペアを組む時はいつもイネさんで、部活内では常に彼女が隣にいた。

 

 イネさんは部活内ではヘコヘコして大人しかったが自分の仲間内では偉そうに振る舞うところがあり、本人はじゃれてるつもりだが力加減ナシに叩く粗暴な一面があった。だから私はイネさんの事がウザくて好きではなかったが、部活中は居てくれないと困る存在でもあった。そんな中、私はうつ病になり、進級すると同時に部活を辞めた。

 

 中2になり、イネさんと同じクラスになった。そしたらイネさんは私の友達を横取りし始めた。横取りというか勝手に私の友人グループに居座ったのが正しいのだが、あたかもはじめからこのメンバーの一員のように振る舞うイネさんに今まで接点のなかった友人達は困惑していた。

 

で、イネさんが林間学校の班決めにまで潜り込んで来た時、迷惑だと伝えてほしいと、それとなく私に言ってきた。そこは記憶が曖昧なのだが、言えと言われたというより、私までハブられかけたのが正しい気がする。

 

 私は例えクラスが同じになっても彼女とつるむ気はなかった。別に部活を辞めてイネさんが用ナシになったのではない。一緒にいると楽しくないし疲れるからだ。イネさんだって親しい友達とクラスが離ればなれにならなければ私になんて用はないのだ。私と仲良くしたいというより、私の友達目当てで近寄ってきただけじゃないか。どうしても許せなかった。

 

 私は林間学校の夜に、私はイネさん仲良くする気はないと震えた声で言った。

私は「みんなも迷惑してる」とは言えなかった。それを言ったらもう友人達は仲良くしてもらえない気がしたし、実際そうだった。

友人達はまるで私がイネさんを連れてきた責任があると言いたげで、「とにかく私達は関係ないのでそっちで話をつけて」というスタンスだった。あいつら全員不幸になればいいのに…

 

 あのグループ内で本当の友人はいなかった。卒業と同時にとっくに縁は切れている。しかし、例え本当の友達じゃなくても、毎日一緒に下校したり体育や遠足では班を組んでくれる、そんな人が当時の私には必要だったのだ。

 

 で、私の絶縁宣言でイネさんはどうなったかというと悪化した。友人の引き抜きはもちろん、上級生になりすまし、移動教室の机に私の悪口をマジックで書いた。移動教室は他の学年も利用するので、先輩や後輩にまでイジメられていると知られる方が堪えると思ったのかもしれない。

 

 何故バレたかというと、彼女は私が使う机ではなく、自分が使う机に悪口を書いたからだ。

そのせいでイネさんが授業中に机に私の悪口を書いていたという目撃情報が飛び込んできた。なんか…グダグダだね、うん。

 

 

 そして、更に面倒な事態に発展する。

友人達が勝手に先輩のフリをしてイネさんに脅しをかけたのだ。イネさんは本物の上級生だとビビりまくり、机に謝っていた。

いや、私に謝れよ。最後のイネさんのメッセージは「先輩、もうやめにしませんか」だった。

 

私はこんな事望んでないのに。

友人達は私が傷つけられて怒っているのではない。こういう時だけ安全な場所からイネさんを攻撃して笑ってる友人達を見て、誰も信じられなくなった。

 

 その後、私は不登校になった。

イネさんとは別のクラスになったので、その後どうなったかは知らない。

 

 あの時どうすればよかったんだろう?

絶縁宣言も、もっと傷つかない言葉があったのはずだ。

イネさんを傷つけたいわけでもイジメたいわけでもない。ただ、同じグループで行動するのもはキツイし、友達を奪われるのは許せない。

私も私で、よそのグループの子とも仲良くなって別のグループに入れてもらう選択もあったのかもしれない(不可能だけどな!)。

 

 なんで昔の話をし始めたかというと、夫のボイチャがきっかけだ。

どうやらゲーム内でキツイ話し方をする人が2人いるらしく、ギスギスし始めたので代表してその事を本人達に伝えたらしい。

夫は相手が傷つかないようにかなり言葉を選んで長時間粘っていた。

私は「30代の集まりで何やってんだ?

ほっときゃいーじゃん」と呆れた。

残念ながら相手にはあまり伝わらなかったみたいだが今は立派だったな、と少しだけ思う。