全身性多汗症治療日記(1)
病的な汗かきで毎日辛い!!! ので、治療することにした。
多汗症は大抵ワキや手のひら、足の裏などの局所的な症状で、ワキガ手術の広告とかよく見かけると思うが、全身性多汗症はその名の通り全身から汗が噴き出る。
一年の3/4は汗に悩んでいると言っても過言ではない。
しかし、全身性の割合は多汗症の1割程らしく、私も自分と同じような人は見かけた事がない。
ちなみに私の汗かきは遺伝性(母)で、ワキガは父からのギフト。
10代の頃に30万かけてワキガ手術もした。
なにせ手術をしたのは10数年前の話だ。はじめの数年は汗すらかかなかったのに今ではワキから大量の汗をかくし、時々臭うこともある。汗腺を取り除いたはずなのに…
ちなみにワキガ手術の事は夫にすら言っていない。
多汗症とググるとほとんど美容皮膚科のサイトかワキガ手術の広告ばかり飛ぶ。
「全身性多汗症」の治療法はほとんどヒットしない。
私は藁にすがる思いで家から遠い内分泌科にかけこんだ。
血液検査をお願いしたらすべての検査結果がわかるまで2週間かかるといわれ、防己黄耆湯なる漢方薬を処方された。
血液検査の結果、ホルモン異常はなかった。
「専門外なので皮膚科に行ってください」と言われた。どうやら新薬でワキに塗る事により汗を抑える塗り薬が出たらしいが、とにかく専門外なのでわからないと言われた。初回は「丁寧な女医さん」って感じだったのに、今日会った先生は専門外なもんだから面倒くさそうだった。過去に自律神経失調症になったと言ってあるのに、そのセンでは治療してくれないっぽい。
ていうか、脇に塗るタイプってことはワキ汗しか効果ないんじゃないの?
私、頭のてっぺんから全身にかけて汗かくってパソコンに入力してたじゃない…。
漢方の効果を聞かれたが「まだ実感がない」と答えたところ少し不満そうで、漢方を飲むことは苦じゃないかと聞かれて「平気です!」って答えたら「じゃあ合ってるのかもしれませんね」とどこか適当に言われた。言葉の端々から伝わるお引き取りください感。 なんか傷ついたから、もうこの病院は行かない。
とにかく、今のところ全身性多汗症の多くは原因不明って事なのだろう。
それならそれで汗を抑える治療を見つけるしかない。
思いのほか早く診察が終わってしまった。店はどこも開いていない。
なら、今から皮膚科に行けるのではないか。でも、出先でスマホを使って調べものや、電話で問い合わせする事がたいそう苦手な私は困り果てた。
新薬ならこまめに通院しないと薬をもらえないなら家の近くの病院がいいだろう。しかし、多汗症治療もやってそうな皮膚科が近場にない!!!
現在整体に通っているので、整体院と近場のほうが好ましい。
逃げ出したい気持ちで整体院の近くの病院に電話してみたところ、多汗症の治療はやってらしい。 しかし、全身性も治療してくれるのかまでは聞けなかった。
「今から伺います!」って言ったら「明日以降にしてくれ」って言われたので次の土曜に行くつもり。
いい話があるといいんだけど…。
ちなみに、ここ最近頻尿がひどくて悩んでいたんだけど、今回処方をお願いした薬局の薬剤師さん曰く、「汗をおしっことして排出してくれる漢方だから良い事よ」って言ってくれた。 マジかよ、実感あったじゃん… 元々膀胱炎起こしやすい頻尿体質だから漢方の効能じゃないかもしれないけど。